「無料送迎バス」減便・廃止(北海道)

 2015/02/20 記述 お知らせ No.2
 なぜ?「無料送迎バス」減便・廃止
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○ 温泉施設「湯の花」、無料送迎バスの運行を変更

北海道の日帰り温泉施設「湯の花」では、2015年3月より無料送迎バスの運行時間の変更および廃止措置が行われます。

小樽市の「湯の花 手宮殿」では、札幌便の無料送迎バスが廃止。
「湯の花 朝里殿」・「湯の花 定山渓殿」・「湯の花 江別殿」では、無料送迎バスの運行時刻変更が行われます。

温泉施設「湯の花」の公式サイトでは、この度の無料送迎バス(運行)の変更理由を「貸し切りバスの法律改正によるもの」としています。
この「貸し切りバスの法改正」により、バス会社への委託コストが大幅に上がり、施設側にとって採算が取れなくなるのが主因と考えられます。



○ 貸し切りバスの法律改正?

2012年4月29日に群馬県でおきた「高速ツアーバス事故(死亡者7名)」を受けての安全対策として、貸し切りバスの法律改正が行われました。

2013年8月より、ドライバーの運転時間と距離をより細かく制限
乗務員1名での運転時間および運転距離をさらに厳しく制限、これを超える運転は交替運転者(乗務員2名体制)が必要となります。

2014年4月より、安全コストを運賃に反映させることを義務化
バス事業における人件費、燃料費、車両点検修繕費、保険料等、安全にも関わるコストを適切に反映した運賃(料金)を収受することを義務付けました。(安全・安心なサービス提供を目的としたもの)

新料金の算出法では、従来と比較すると料金が2〜3倍まで値上がりする可能性があるとのこと。(発着地点による)



○ なぜ、2015年2月末で変更となる?

温泉施設に関わらず、一般的に施設側と委託しているバス会社との契約更新が、本年度末の3月に向けて比較的集中していることが原因と思われます。

早く言うと、「契約更新時期」というわけです。
貸し切りバスの「新運賃制度」での契約更新となるので、採算が合わなければ当然「契約内容の変更」となります。
バス



○ 他にもある、無料送迎バスの縮小

無料送迎バスの減便・廃止は、温泉施設に限りません。
他業種においても同じく無料送迎バスを委託している施設では、運行の見直しを行なうところがあるようです。

北海道札幌市東区の大型商業施設「アリオ札幌」では、2015年2月末日をもって無料送迎バスを全便廃止。
空知管内栗山町の「北雄ラッキー栗山店」でも大幅な減便措置を検討中とのこと。

北海道内のバス会社では、スーパーや病院、温浴施設など複数の取引先と、運行の減便および廃止を協議している模様。

今後も、無料送迎バスの減便や廃止が増える可能性があります。



○ 深刻なのは、ツアーバス  (余談ですが・・・^^;)

2000年2月の規制緩和による自由競争化により、貸し切りバス事業では新規参入が大幅増加。
価格競争の激化が生んだ、「低価格がウリの人気バスツアー」は記憶に新しいと思います。

この人気バスツアーに、「貸し切りバスの法改正」が大きく影響しているようなのです。

法改正により、ツアー料金が少なくとも1割、高ければ2倍以上の値上げとなります。
これにより、「値上げによる利用者離れ」が起きているようです。

また、新制度では「ガイド料金」が別に上乗せとなるため、ガイドが同行するツアーの利用が大幅減。
今後、さらに「ガイド不在のツアー」が増えることが懸念されています。





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