温泉まめ知識
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温泉定義などの資料
含有成分総量が多いほど、体内への成分取り込みが期待できる。 ちなみに・・ 海水の塩分濃度 32〜35g/kg 水道水は中性(浸透圧では低張性)
表記される
約7〜10万円(分析施設による) *平成19年10月20日より、温泉成分の定期的な分析(10年ごと)が義務づけられた |
体への刺激が比較的少なく、皮膚の弱い方や小さなお子様、ご高齢の方などに優しいことから「家族の湯」とも呼ばれています。日本全国における約4割の温泉が、単純温泉といわれています。 単純温泉のうち、pH8.5以上のものは「アルカリ性単純温泉」といいます。
塩化物泉の定義は「温泉水1kg中の溶存物質量が1000mg以上、陰イオンの主成分が塩化物イオンの温泉」となります。陽イオンの主成分により、ナトリウム-塩化物泉、カルシウム-塩化物泉、マグネシウム-塩化物泉などに分類されます。 塩化物泉は、保温効果がとても強く、湯冷めしにくいため「熱の湯」とも呼ばれます。殺菌作用があり、傷の治療にも良いとされています。
炭酸水素塩泉は、肌の不要な角質や毛穴の汚れを取り除く効果があることから、「美肌の湯」または「清涼の湯」とも呼ばれる泉質です。 カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉は、抗アレルギー効果が見込めます。
陰イオンによって、炭酸鉄泉(炭酸水素塩系)、緑ばん泉(硫酸塩系)に分類され、共に「月経障害」や「貧血」などに有効とされます。(飲用) また、殺菌作用が強いことから、外傷や皮膚炎の改善にも効果を期待することができます。 *緑ばん泉(硫酸塩系)は、体への刺激がやや強いため、入浴する際には注意が必要です
末しょう血管の拡張などにより、血圧低下・血行促進が期待できます。 保温効果がとても強く、湯冷めしにくいといわれています。 【二酸化炭素泉とは・・】 通称、炭酸泉・ラムネ湯などといわれ、入浴後は体感温度が2〜3度上昇します。ドイツでは、古くから循環器系療法に用いられることから「心臓の湯」とも呼ばれています。 人工の炭酸泉はスーパー銭湯で見かけることがありますが、天然の炭酸泉はあまり多くありません。少ない理由としては、炭酸泉は火山活動末期の地帯(ヨーロッパ等)に湧出することが多く、「活火山地帯」の日本では泉温が高い源泉が多いことから、炭酸泉は少ないとされています。 しかし現在では技術が進歩し、人工として良質な炭酸泉を再現できるようになりました。これらの人工炭酸泉は、体への効果が期待できることから、病院や関連する医療施設などで、治療法としても取り入れられています。 |
●ナトリウム-硫酸塩泉 旧名/芭硝泉(ぼうしょうせん) 効果/血圧低下・血行促進効果あり ●カルシウム-硫酸塩泉 旧名/石膏泉(せっこうせん) 効果/切り傷・やけど治療に良い ●マグネシウム-硫酸塩泉 旧名/正苦味泉(しょうくみせん) 効果/ダイエット効果あり ●アルミニウム-硫酸塩泉 旧名/明ばん泉(みょうばんせん) 効果/眼病・皮膚病に良い(刺激強め)
単純硫黄泉は、末しょう血管の拡張などにより血圧低下・血行促進が期待できます。 硫化水素型は、慢性気管支炎に有効とされます。(刺激が強め)
殺菌作用により、主に「湿疹」や「水虫」、「アトピー性皮膚炎」などの皮膚病に有効とされています。 *酸性泉は比較的刺激が強い温泉なので、皮膚の弱い方は「入浴後に体を軽く真湯で洗い流す」ことが推奨されています
放射能泉は、主に「痛風」や「糖尿病」などに効果があるといわれます。 ラドンやトロンは気体なので、すぐ空気中に散ってしまいます。そのため、「湯気による吸入」が良いとされています。 【放射能泉の安全性について】 人が1年間に受けても良いとされる放射能線の国際的基準値は「500ミリレム」です。 仮に、ラドン泉に毎日入浴したとして、1年間で受ける放射能線の量は「約50ミリレム」ということなので、全く安全といえるでしょう。 しかし、どの温泉にも同じことが言えますが、過度の入浴は体に良くありません。自分の体調に合わせた無理のない入浴をこころがけましょう。 ちなみに、人が1年間で受けるとされる自然界における放射能線量は、食物から20ミリレム、宇宙線から30ミリレム、大地から50ミリレム、レントゲン撮影が100ミリレム、とのことです。 |
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