shin
温泉地を利用した陸軍の保養施設として、1945年5月に開業。
然別峡温泉として、
「国民保養温泉地」にも指定されています。
2008年12月に、経営者が体調不良で休業。(その後破産手続)
2012年に新しい経営者のもと、再開へ向けた工事が開始。
解体や温泉棟の設計変更などを理由に工事は長期化となりましたが、
2014年8月に念願の温泉施設再開となりました。
大幅な改装工事となりましたが、建物一部では以前の面影を残す形がとられており、旧温泉施設を利用された方はより一層楽しめる造りとなっています。
浴場は「七福神」にちなんだ名から、北海道らしい「アイヌ語」へ変更。
それぞれの浴槽が、特徴のある名と共に、
異なる源泉で温泉が楽しめます。
浴場は「ウヌカル」「イナンクル」で造りがかなり違います。
「ウヌカル」には、浴槽が5つあります。(打たせ湯含む)
「イナンクル」は、浴槽が4つと少ないですが、露天風呂があります。
「かんの温泉リニューアル」としては、設備が充実して利便性が良くなり、
幅広い年齢層で楽しめる温泉施設になりました。
ただ、施設は小規模なので、「日帰りでゆっくり」というよりも「立ち寄り湯」として利用するのが良いでしょう。
miyu
山奥にぽつんと一軒だけ建っていて、
いかにも秘湯という感じでした。
ただ、建物は一度ほとんど取り壊して作り直したので
とても綺麗です。
浴室も以前からある浴槽を除いてはすべて新しく作ったのでとても綺麗でした。
新しく作ったといっても、以前の浴槽を活かすような
趣がある造りになっていて、落ち着ける雰囲気でした。
ただ全体的にこじんまりとしているので、男女ともに10人も入られるとかなり窮屈かもしれません。
休憩所も広くはないので、あまりのんびりと長居はできないです。
私たちはオープン時間すぐに入ったのですが、それでも2組のご夫婦が一緒でした。
出る時には、続々と入浴客が来ていました。
有名な温泉が再開したということで、しばらくは混んでいそうです。
宿泊棟が完成し、そこの「レストラン」が利用できるようになれば、もう少しのんびりできるようになるでしょう。
*上記は、リニューアル当時の感想です