北海道の温泉関連ニュースです。 |
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2024年
標茶町「富士温泉」
8月末をもって営業終了 |
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川上郡標茶町富士町に所在する温泉宿泊施設「富士温泉」が、
2024年8月31日(土)をもって営業を終了した模様。「設備の老朽化」が主な閉店理由とされる。
同施設は、1980年に公衆浴場として開設。リーズナブルな入浴料に加え、肌に良いとされる「モール系の温泉」が好評であった。
温泉は、湯温調整のため加水をしているが、敷地内の地下1200mから自噴する「かけ流し」の新鮮なお湯を楽しむことができ、地元住民はもちろん温泉マニアの間でも高い評価を得ていた。
(2024/09記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/標茶町(HP)
白老町「民宿500マイル」
11月末をもって営業終了 |
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白老郡白老町字虎杖浜に所在する温泉民宿「民宿500マイル」は、
2024年11月30日(土)をもって営業を終了する模様。(公式サイトにて2024年9月告知)
閉業に至る直接的な理由は明らかにしていないが、元女将の他界(2023年8月)が閉業理由の1つと思われる。
同民宿は、1970年(昭和45年)に「ドライブイン500マイル」として開業。1987年(昭和62年)に現名称である「民宿500マイル」として営業を開始した。
国道36号沿線海側に立地しており、全室オーシャンビューの絶景や、波の音が楽しめる貸切露天風呂が好評。アットホームな雰囲気に加え、贅沢な手作り料理も人気が高かった。
(2024/09記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/白老観光協会(HP)
弟子屈町「川湯公衆浴場」
9月12日に営業再開 |
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川上郡弟子屈町に所在する川湯温泉「川湯公衆浴場」は、新しい経営者のもと
2024年9月12日(木)に営業を再開する模様。本年6月頃から本格的な改修工事が始まり、当初は8月の営業再開を予定したが、工事延長や予期せぬトラブル等の影響で、翌月9月の正式オープンとなった。
施設は、耐震性を考慮して2階建てを平屋へ変更。浴場壁には、地元の雄大な自然を描くタイル絵(男湯:硫黄山/女湯:摩周湖)が施された。休憩スペースには、川湯にまつわる郷土資料が展示される。
同施設は、地元商業者が共同で1958年に開湯。施設の設備老朽化などで2022年10月末に閉鎖し休業していたが、強酸性のお湯は全国に根強い愛好者も多く、再開時期の問い合わせが多数寄せられていた。
(2024/09記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/READYFORより(HP)
羅臼町「らうす餐荘」
2026年に完成予定 |
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目梨郡羅臼町に
宿泊施設「らうす餐荘(さんそう)」の建設が計画されている。
宿泊施設を造るため設立された合併会社「TaMa-Tec(タマテック)」(札幌市)の発表によると、着工は2024年8月末頃とされており、
施設は2026年初頭の完成を予定する。(開業は未定)
新施設は「旧 知床観光ホテル」の跡地に建設され、道産材を使った木造平屋建てで床面積は2344平方メートル、羅臼の豊かな自然と四季の恵みを体感できる宿を目指す。宿泊棟の客室は「スタンダード10室、デラックス8室、スイート2室」の計20室で、全室に温泉が付く予定。ロビー棟には、レストランやバーラウンジが設けられる。
施設の運営は、宿泊施設のコンサルタント等を行なう「REVITALIZERS(リバイタライザーズ)」(福井県)とされる。
(2024/07記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
標茶町「ぽん・ぽんゆ」
9月30日、オープン予定 |
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川上郡標茶町に、
釧路湿原かや沼観光宿泊施設「ぽん・ぽんゆ」が、2024年9月30日(月)15時に開業する。施設の指定管理者は共立ソリューションズ(東京)。
同施設は、2019年3月に営業を休止した町営の温泉宿泊施設「憩いの家かや沼」をリニューアルしたもので、施設としては約5年半ぶりの営業再開となる。
新施設では、町内産の木材を多く使った「上質で利用しやすい施設」を設計。客室内の面積を広げ、一部には個室露天風呂も設ける。
1泊1人の宿泊料は上限額約25000円。日帰り入浴料は大人950円(町民650円)となる模様。
(2024/07記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
白老町 ウポポイ白老温泉
本年8月1日、開業予定 |
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白老町東町に所在する旧宿泊施設「ヴィラ・スピカしらおい」の建物が改修され、
新たな温泉ホテルとして2024年8月1日(木)に開業する模様。
長期閉鎖している旧宿泊施設「ヴィラ・スピカしらおい」(60室)の土地・建物を取得したのは、全国でホテルを展開するリブ・マックス(東京)。同施設は閉鎖後15年が経過していることから老朽化が進むため、ホテル開業前には建物改修が予定されている。新施設名は
「リブマックスリゾート ウポポイ白老温泉」。
民族共生象徴空間「ウポポイ」に近い立地を活かし、インバウンド(訪日客)需要を見込む。
(2024/06記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
島牧村「千走川温泉旅館」
昨年より施設は休業 |
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島牧郡島牧村江ノ島に所在する「千走川(ちはせかわ)温泉旅館」は、2023年夏頃より館主の病気療養を理由に休業が続いていたが、館主は逝去された模様。
現在、公式サイトは閉鎖されており、施設は休業中。営業再開の目途は立っていない。
同旅館の開業は1885年(明治18年)。
山中に位置する平屋建ての小さな一件宿であるが、日帰り入浴の受付けも行なっていた。
温泉は源泉温度がやや低く、加温かけ流し方式を採用。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(旧重曹泉)とされ、リューマチや神経痛、皮膚病などの症状に良いとされた。
(2024/06記述)
情報・画像提供/Y・Zさま
弟子屈町「川湯公衆浴場」
8月の営業再開をめざす |
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川上郡弟子屈町に所在する川湯温泉「川湯公衆浴場」は、新しい経営者のもと
2024年8月の営業再開に向け準備が進んでいる。新たに施設を運営するのは、釧路市の「有限会社 明吉左官店」とされており、釧路市内で昭和の品々を集めた博物館「なつかし館」も営む。
施設は、耐震性を考慮して2階建てを平屋に変更。更衣室を改装し、浴場には新たに幼児が入浴可能な深さ35センチの浴槽も設ける。浴場壁には、地元の雄大な自然を描くモザイクアートが施される予定。
同施設は、地元商業者が共同で1958年に開湯。施設の設備老朽化などで2022年10月末に閉鎖し休業していたが、強酸性のお湯は全国に根強い愛好者も多く、再開時期の問い合わせが多数寄せられていた。
(2024/04記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
「吉岡温泉 ゆとらぎ館」
移転新築 4月23日オープン |
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松前郡福島町吉岡に所在する福島町温泉健康保養センター「吉岡温泉 ゆとらぎ館」は、移転新築工事が完了し、
2024年4月23日(火)にオープンとなる。
総事業費約11億円とされる新施設は、既存施設の隣となる東側に建設され、主浴槽・寝湯・露天風呂・サウナなどを備える。熱源には木質チップボイラーが採用されるなど、環境負荷低減にも配慮された。
同施設は1994年の開館。既存施設の老朽化を理由に、2020年に施設の建て替えが計画された。
新施設の工事は昨年5月から今年3月まで行なわれており、既存施設は今年3月19日(火)より休館となっていた。
(2024/04記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
「ホテル阿寒湖荘」
建物取り壊し、新施設へ |
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釧路市阿寒湖温泉1丁目に所在する「ホテル阿寒湖荘」は、
2024年3月31日(日)をもって営業を終了した。
ホテルを運営する阿寒リゾートは、主な閉館理由を「施設の老朽化」としており、土地・建物は東京の企業へ売却となる模様。
観光関連の投資ファンドを運営する「地域創生ソリューション」は、既存施設を取り壊した跡地に
新たな宿泊施設を整備する計画を発表。2027年10月開業予定とされる。*運営はホテルチェーン委託を検討
新築される施設は、既存施設よりも延べ床面積を拡大。客室を増やし、客室露天風呂やスパ・ジム・レストランなども併設する予定。
(2024/03記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
「グリーンピア大沼」
東京不動産企業の傘下へ |
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茅部郡森町赤井川に所在する「グリーンピア大沼」が、全国規模でホテル事業を行なう
「リブ・マックス(東京)」の傘下に入った模様。リブ・マックスが100%出資する子会社となった。
リブ・マックスは、札幌など全国で165店舗のホテルを運営しており、「グリーンピア大沼」は166店舗目となる。
同施設は、2024年3月8日(金)にリブランドオープンとなり、名称は
「リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼」へと改名された。
今後は、夏までに大浴場の改修を予定しており、グランピング施設の整備も計画している。
(2024/03記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
旭川市「瀧乃湯温泉」
3月末をもって営業終了 |
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旭川市東旭川町に所在する温泉宿泊施設「瀧乃湯温泉」が、
2024年3月31日(日)の営業をもって閉館する模様。ボイラーおよび配管など、設備の老朽化が主な閉館理由とされる。
同施設の創業は1951年。
1999年に新築した現在の建物には旅館(24部屋)が併設されており、長期滞在する工事業者や、部活動で利用する学生などが多く訪れたという。
温泉は茶褐色の単純鉄冷鉱泉となっており、「体の芯から温まる」と地元住民はもちろん、札幌圏から訪れる常連客も多くいた。
(2024/03記述)
情報提供/Y・Zさま、AUDJHFさま
画像/道新より
標茶町「憩いの家かや沼」
9月に営業再開予定 |
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2019年3月に営業を休止した町営の温泉宿泊施設「憩いの家かや沼」(釧路管内標茶町)は現在、営業再開に向けてリニューアル工事が進められている。
「釧路湿原かや沼観光宿泊施設」(仮称)として2024年9月のオープンを目指しており、予定通りのオープンとなれば、約5年半ぶりの営業再開となる。
総事業費は16億2千万円とされており、町内産の木材を多く使った「上質で利用しやすい施設」を設計。
客室内の面積を広げ、一部には個室露天風呂も設ける。また、炭火焼きができる個室付きレストランや宴会場も設置される予定。施設の指定管理者は共立ソリューションズ(東京)。
(2024/03記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
「ホテル阿寒湖荘」
3月末をもって営業終了 |
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釧路市阿寒湖温泉1丁目に所在する「ホテル阿寒湖荘」が、
2024年3月31日(日)をもって営業を終了する模様。ホテルを運営する阿寒リゾートは、主な閉館理由を「施設の老朽化」としており、現在は土地・建物の売却を検討している。
同ホテルは、1933年の開業。
昭和天皇、皇后両陛下が宿泊したほか、著名人も利用した歴史を持つ温泉街屈指の老舗ホテル。
現施設の主要部分は1965年に建設されたが、その後に館内改装や露天風呂増設など、環境改善による設備改修は幾度にも及ぶ。
近年では、周辺ホテルの高級化が進む中で1万円台の格安プランを提供するなど、中間層の集客を行なっていた。
(2024/03記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
北見市「北見温泉 金の湯」
長期休業から閉館へ |
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北見市端野町に所在するリゾート施設「ノーザンアークリゾート」の温泉施設
「北見温泉 金の湯」が閉館となる模様。
温泉施設は、既に2021年12月から長期休業となっているが、
「ノーザンアークリゾート」が2024年3月末をもって営業を終了することから、リゾート内温泉施設は休業からそのまま閉館となる。
「ノーザンアークリゾート」は、2008年の開業。(韓国出資企業)
スキー場、4階建てホテル、日帰り温泉施設、ゴルフ場があり、市街地から比較的近いため地元住民の利用が多かった。しかし、近年は少子化やコロナ禍の影響もあり利用者が減少。事業不振が続いていた。
リゾート施設の4月以降の事業については未定。施設を引継ぐ事業者を探すが、老朽化した施設の整備に費用がかかるため、売却は難航が予想される。
(2024/02記述)
情報・画像提供/Y・Zさま
恵山温泉「恵山温泉旅館」
昨年9月末で閉館 |
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函館市柏野町に所在する宿泊施設「恵山(えさん)温泉旅館」は、
2023年9月30日(土)をもって閉館となった模様。
同施設では経営者高齢のため、約2年前から事業承継を模索していた。
譲渡対象は旅館の建物、設備、調度品、備品など。また、土地や敷地内の建物、水利権も譲渡予定とされる。
しかし、新たな経営者が見つからずに昨年9月末で閉館。2024年2月現在も後継者を募集している。
同宿泊施設は、1932年の開業。
約2.5キロ離れた恵山から引く酸性の温泉(酸性明ばん・緑ばん泉)は、高い殺菌作用があると言われ「肌を引き締める」と長年好評であった。
(2024/02記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/公式サイトより
ホテルかもい岳温泉
施設名称を改め、1月6日再開 |
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指定管理者企業(歌志内市)の経営破綻で2019年(令和元年)に営業を休止した「ホテルかもい岳温泉」が、
施設名称を「雲海の里かもい岳」に改め、2024年1月6日(土)より営業を再開した。
新施設は、旧施設「かもい岳温泉」の建物をリニューアル。
当面は、スキーやスノーボード等の「チーム合宿のみ」を受入れ対象とするが、今後は「一般の宿泊客」も受入れる予定。
また、現在は施設スタッフを募集しており、従業員の体制が整いしだい、かもい岳温泉の「日帰り入浴」も営業開始となる予定。 |
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(2024/01記述)
情報提供/Y・Zさま
画像/道新より
あかん湖 鶴雅ウイングス
あかん遊久の里 鶴雅 と統合 |
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釧路市阿寒町阿寒湖温泉に所在する「あかん湖 鶴雅ウイングス」が、
2024年4月より、隣接する「あかん遊久の里 鶴雅」と統合される模様。(2023年12月公式サイトより)
統合後はホテルの「棟名称」を変更し、ひとつの施設として営業する。変更内容は以下の通り。
●別館 →別館 雅 -MIYABI-
●こもれび →本館 こもれび
●レラの館 →本館 レラ
●栞の館 →本館 栞(しおり)
●旧)あかん湖 鶴雅ウイングス →ウイングス館
鶴雅ウイングスは、2012年の開業。
2011年に鶴雅グループが、カラカミ観光運営だった休館中の「ホテルエメラルド」を取得。隣接する「鶴雅」と一体運営するため、改装費用4億円以上とされる大規模改装が行なわれた。
(2024/01記述)
オソウシ温泉 鹿乃湯荘
休業を延長、再開未定 |
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上川郡新得町屈足オソウシ鹿ノ沢に所在する宿泊施設「オソウシ温泉 鹿乃湯荘」は、2023年11月より営業再開の予定であったが
休業が延長された模様。営業再開は未定となっている。
同宿泊施設は改修工事のため、2022年11月1日より休業。
当初は、1年後となる2023年11月1日を再開予定日としていたが、2024年1月現在においても休業が続いている。
「鹿乃湯荘」は、1978年(昭和53年)の開業。
2008年1月に管理人不在のため閉館・休業となったが、2010年10月に新たな経営者のもと営業を再開、現在に至る。
(2024/01記述)
画像/公式サイトより
島牧村「千走川温泉旅館」
2023年夏頃より休業 |
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島牧郡島牧村江ノ島に所在する「千走川(ちはせかわ)温泉旅館」は、
2023年夏頃より休業の模様。
公式サイトにて休業告知がされており、館主の病気療養を休業理由としている。
2024年1月現在においても休業告知は継続しており、予約受付は停止。
再開未定の状態となっている。
同旅館の開業は1885年(明治18年)。
山中に位置する平屋建ての小さな一件宿であるが、日帰り入浴の受付けも行なっている。
温泉は源泉温度がやや低く、加温かけ流し方式を採用。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(旧重曹泉)とされ、リューマチや神経痛、皮膚病などの症状に良いとされる。
(2024/01記述)
画像/島牧村HPより