2021/07/04記述
苗穂駅前温泉 蔵ノ湯
北海道札幌市中央区北2条東13丁目25-1
札幌市中心部から車で約10分 (一般道)
苗穂駅前に位置することから、アクセスが非常に良い温泉施設です。
2018年11月には苗穂駅が移転しましたが、それでも駅から徒歩約4分と、アクセスの良さに変わりはありません。
中規模な建物ながら、浴場では主浴槽・露天風呂などで ”大きな浴槽” を採用しています。
また、露天風呂には市内でも珍しい「洞窟風呂」があるなど、楽しく入浴できる工夫もこらされています。
公式サイトで驚きの告知 ( ゚Д゚)
画像:蔵ノ湯Facebookより |
「蔵ノ湯」が温泉営業を終了したのは、今から約2年前のこと。
温泉井戸の機械設備不具合の為、2019年8月1日より、温泉風呂・露天風呂・洞窟風呂のお湯が、白湯・泡風呂・水風呂と同じ
地下水を加温したお湯に切り替わりました。
当時、 係りの方に話を聞いていますが、
「構造上、温泉の修理はできない」ということでした・・。
しかも、施設名は「苗穂駅前温泉 蔵ノ湯」から、
「苗穂駅前 蔵ノ湯」に変更しています。
このことから、「今後も温泉の再開は無い」という認識でした。
しかし、今年の6月になって、「蔵ノ湯」の公式サイトで驚きの告知を発見しました。
告知の内容は、
「温泉が再開する」というものです。
「ん?!再開できるの?」とは一瞬思いましたが(^-^;「蔵ノ湯」が温泉に戻ると聞いて、単純にとても嬉しかったです(*^-^*)
ということで
「蔵ノ湯」は、2021年7月1日(木)から温泉が再開しています。
また、温泉を停止していた期間の施設名は「苗穂駅前 蔵ノ湯」としていましたが、この度の温泉再開に伴って、施設名は
「苗穂駅前温泉 蔵ノ湯」(以前の名称)へと改称されました。
なぜ、温泉を再開できたのか
画像:蔵ノ湯Facebookより |
やはり気になる温泉再開の謎・・。
「温泉は修理できない」と聞いておりましたが、結局は修理ができたのでしょうか・・。
それとも、新たな源泉確保のために掘削されたのでしょうか・・。
ですが、温泉修理による休業期間があったわけでもなく、施設の敷地内において大掛かりな工事を目にすることもありませんでした。
それなのに、なぜ温泉が再開となったのでしょうか・・(-_-;)
「行ったら何かわかるかも・・」(^-^;と、温泉再開から3日後となる7/3(土)に温泉施設「蔵ノ湯」へ行って来ました。
お湯が温泉になったのは、現行の「あつ湯」と「露天風呂」の浴槽と公式サイトで告知されていますが、正確には
「あつ湯」と「露天ひのき風呂」であることが分かりました。
で、温泉分析書を拝見させていただきましたが、分析日が「平成26年」になっていました。
その時は「温泉分析書は古いままなのか・・」と思ったのですが、湧出地が「豊平区月寒」になっていたのです。
「あれ・・蔵ノ湯の温泉って運搬湯だったかな・・」
???
結局は理解できずに、施設の方に聞いてしまいました(^-^;
温泉再開の経緯は、以下の通りです。
以前は、近くの場所から温泉を引いていましたが(引湯)、お湯の色が変色してしまい調査したところ、
温泉井戸の機械設備不具合であることが分かったようです。
やはり、以前に聞いたお話のように
「温泉の修理は不可能だった」ようです。
なので、2019年8月1日より、温泉風呂・露天風呂・洞窟風呂のお湯を、白湯・泡風呂・水風呂と同じ
地下水を加温したお湯に切り替えて営業を続けてきました。
そして、約2年ぶりとなる2021年7月1日に温泉再開。
現在は、「豊平区月寒」の方から温泉を運んできて営業しているとのことです。(運搬湯)
なので、温泉分析書の日付けは古いですが、
新しい温泉分析書が掲示されていたようです。
温泉分析書の内容は以下の通りです。(一部抜粋)
【分析日】平成26年4月
【源泉名および湧出地】
札幌市豊平区月寒西1条11丁目
福住温泉(源泉名 豊楽の湯)
【泉温】35.9 ℃
【湧出量】240 L/min(動力揚湯)
【pH値】8.7
【成分総計】1.017 g/kg
ということで「蔵ノ湯」は、以前の温泉に戻ったのではなく、
新たな温泉へと変更されました。
温泉の質は変わりましたが、「蔵ノ湯」がまた温泉施設として営業するのはとても嬉しいことですね(*^-^*)
開業当時から施設がうたっている「都心で天然温泉」が
復活です!
− 苗穂駅前温泉 蔵ノ湯 −
■営業内容
北海道札幌市中央区北2条東13丁目25-1
営業時間:10:00〜24:00(最終受付23時)
料金:大人450円 小人140円 幼児70円
定休日:年中無休(メンテナンス休日あり)
当サイト店舗ページ↓
苗穂駅前温泉 蔵ノ湯