2018/04/07記述、2018/10/22追記、2019/08/29追記
ニセコ ワイス寶亭留(ホテル)
北海道虻田郡倶知安町花園79−2
札幌から車で約2時間10分(一般道)
1988年開業の「ニセコワイス高原温泉山荘緑館」を、2005年7月に
「ナチュラルリゾート ニセコワイス寶亭留」と改称し、リニューアルオープンしています。
ホテルの展望階や露天風呂、ラウンジなど、様々な場所でニセコの大自然を楽しむことができます。
スキーやトレッキング、サイクリング等の拠点としても、大変重宝されるホテルです。
なぜか見れない、ワイスのHP
3月中旬辺りから、ワイスホテルのホームページに接続しようとすると、パスワードが要求されるようになりました。
「???」とは思っておりましたが(^-^;
最近では、ホームページがリニューアル(スマホ対応化)されることが多いので、
ページのメンテナンスによる接続停止と勝手な想像をしておりました。
しかし・・
HPの接続停止に気が付いてから2週間以上・・。
これはおかしいぞ(-_-;)と、ウェブを検索していたところ、驚きの情報がありました。
ページのメンテナンスで接続停止になっていたのでは なかったのです。
ホテルは閉館していた
( ゚Д゚) 驚きました。
「ニセコ ワイスホテル」は、閉館していたのです。
しかも、ニセコ観光協会のお知らせで発見したのですが、
「ニセコワイスホテルは閉館ですので、湯めぐりパスは利用できません」
と、湯めぐりパスがメインのお話。
それ以外には、閉館に関する情報は見つけられませんでした。
(-_-;)
一応、ワイスホテルの今後が気になったので、観光協会へ問い合わせてはみましたが、目新しい情報はありませんでした。
内容は以下の通りです。
Q、ホテルは閉館したのですか?
A、ニセコワイスホテルは、(2018年)
3月17日(土)の営業をもって閉館しました。
Q、今後の再開は?
A、そのような話は聞いておりません。
ニセコワイスホテルは、ラウンジや大浴場など落ち着ける雰囲気がすごく良かったので、個人的にも結構利用させていただきました。
それだけに、閉館の知らせは
とてもショックです。
(-_-;)
でも、なぜ閉館なのでしょう・・。
理由が知りたくて、ウェブでもう少し踏み込んだ検索をしてみたところ、閉館理由ではありませんが気になる情報を発見いたしました。
こ、これは・・(-_-;)
昨年9月に買収されていた
どうやらニセコワイスホテルは、2017年9月に香港資本の
「スーパー・オクサン」という所に
買収されているようです。
この「スーパー・オクサン」は2012年12月に、同社としては道内1棟目となる高級ホテル「シャレー・アイビー」を倶知安町に開業しています。
また、今後の動きとしては、定山渓温泉「章月グランドホテル」の隣接地に
高級旅館を新築する予定です。
着工は4月初旬。
建物は5階建てで、客室は26室(全室温泉付き)。
館内は、ジムや温泉、ミニシアター、図書室などを備える予定。
2019年5月の開業をめざす。
定山渓の旅館が開業となれば、同社は道内3棟目の宿泊施設ということになります。
(2棟目はニセコワイスホテル)
旅館を新築する場所は、「定山渓温泉東3丁目229−3ほか」とされていますが、住所でいうと
「章月グランドホテル」の向かって右側になるようです。
まあ、左は坂があるから無理ですよね・・(^-^;
また、住所の枝番も調べてみたところ、今年(2018年)の3月末日で閉館となった「ホテル山水」が建つ場所付近であることがわかりました。
ワイスホテルはどうなる?
話が本題から外れてしまいましたが、
ニセコワイスホテルは昨年9月に買収されているので、あくまでも推測ですが、何らかの営業転換が行なわれるのかもしれません。
また、同社の事業内容から、海外富裕層対象の「高級旅館」となる可能性もあると思います。
「ただの閉館」、というのは無いと思うのですが・・(-_-;)
ニセコでは、2月末の営業をもって「鯉川温泉」が休業(再開未定)となったばかりです。
そして、ワイスホテルが3月に閉館。
ニセコの事業における環境が 急速に変化しているのはわかるのですが、
日帰りで楽しめるニセコの温泉が減ってしまうのは残念でなりません・・。
2018/10/22追記
まさかの建物解体 ( ゚Д゚)
2018/10/19に当サイト閲覧者より、驚きの一報がありました。
その内容は、
閉館した「ニセコ ワイス寶亭留」が、解体・撤去工事中というものです。
その写真はこちら↓
2018/10/19撮影(情報提供 Y・Zさま)
・・・( ゚Д゚)
なんと、
建物は解体・撤去という驚きの事態に・・。
更地に戻して、新たな施設を建設するということなのでしょうか。
今年3月の閉館時には、「建物を改装して、リニューアルオープンする」と想像しておりました。
したがって、私の心の中では「休業」という感覚で捉えておりました。
「リニューアル後に、また何らかの形で利用することができたら・・」と思っていたのですが。
「ニセコ ワイス寶亭留」は完全に閉業となってしまいました。
隠れ家的なホテルで、心が落ち着く雰囲気がとても好きだったのですが・・。
非常に残念です。
建物を解体するのは、正直言って ”もったいない” です(-_-;)
2019/08/29追記
ニセコワイスホテルの跡地
建物を改装してリニューアルオープンすると思っていた私にとって、
「建物解体」の報告はとてもショックでした。
正直、今でも実感がわきません・・(-_-;)
あれから、1年弱が経過しましたが、
その後はどうなったのか。
この度、ニセコに行く機会がありましたので、ニセコワイスホテルの跡地へ向かってみました。
みなさんご存じの通り、ニセコ地区は現在開発ラッシュでして(^^;
事業に関わる様々な情報を目にするわけなのですが・・・。
ニセコワイスホテルの跡地については、話を聞きません(-_-;)
なのでどうなっているのか、全く想像できないまま現地へ向かいました。
とは言っても、おそらく外資系ホテルの建築を行なっているのだろうと、建設現場を少し覗くつもりで向かったのですが・・・。
結果はこちら↓
ご覧の通り、工事標識も重機も一切ありません。
なんと
更地のままになっていました・・・。
まず、あまりにも何も無さ過ぎて、ニセコワイスホテルの跡地を
一瞬探してしまいました。
おそらく建物があっただろうと思われる場所の周囲を歩いてみましたが、更地になってしまうと敷地の狭さに驚きます。
そして、建物があった当時の記憶と目の前の光景があまりにも違い過ぎて「本当に、ニセコワイスホテルがこの場所に存在したのか」と疑いたくもなりました。
実際に建物の跡地に立ってみると、宿泊していた頃の記憶が自然と甦り、ホテルが無くなってしまった
寂しさをより一層感じてしまいます・・。
「更地」とは言いましたが、実は跡地には数本の”松の木”が残されています。
その様子はこちら↓
写真手前の「駐車場入口付近」と思われる場所には、大きな松の木が・・。
そして少し奥の「更地となった中央付近」には、少し小さめの松の木が3本残されています。
これは、おそらくホテルの入口付近にあったものなのでしょう・・。
まるで、ニセコワイスホテルが存在したことを示すかのように残った松の木を見ていると、とても複雑な気持ちになりました・・(-_-;)
先にも述べていますが、ニセコワイスホテルは2017年9月に香港資本の「スーパー・オクサン」という所に買収されています。
現時点でも同社がこの土地を所有しているのか定かではありません。
ですが所有しているとあれば、手掛けていた定山渓温泉地区のホテル開業を終え、次はニセコワイスホテル跡地の事業に手をつけるということも考えられます。
*同社は道内2棟目となる高級ホテル「シャレー・アイビー」を、2019年9月1日(日)に定山渓温泉地区でオープンさせます(平日大人2名/11万7000円から)
− ニセコ ワイスホテル −
■閉館前の営業内容
北海道虻田郡倶知安町花園79−2
温泉:ナトリウム・マグネシウム
-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
日帰り入浴:大人700円、小人400円
定休日:年中無休
温泉の成分がとても豊富で、内風呂には「源泉かけ流し浴槽」も設置されています。
ホテルからは、壮大な「ニセコの自然」を贅沢に鑑賞することができます。
公式サイトは停止しました。
当サイト店舗ページ↓
ニセコ ワイスホテル
*営業内容は閉館前のものです