2022/05/21記述
「足つぼの湯」とは
札幌市南区定山渓温泉に所在する足湯で、正式名称は「長寿と健康の足つぼの湯」とされます。
国道230号線から、定山渓ホテル「花もみじ」を通り過ぎ、道路突き当り
(L字道路)の辺りに位置します。
足湯の近くには、「岩戸観音堂」があります。
足湯の浴槽は広いため、複数人数でも利用することが可能です。
温泉街中心部に位置していることから、ホテルのチェックイン前やチェックアウト後に利用される方も多く、観光スポットとしても大変人気のある足湯です。
足湯利用の際は、近くの宿泊施設「ぬくもりの宿 ふる川」駐車場の付近に、一時駐車することもできます。
(駐車スペースは、足湯の案内板で確認)
「足つぼの湯」が無い・・ ( ゚Д゚)
「足つぼの湯が閉鎖」という情報を見つけたので、定山渓へ行った時に足湯を確認してきました。
おそらく「コロナ禍での利用制限」であろうと、ロープで囲っての「足湯休止」を想像していたのですが・・・。
結果はこちら↓
あれ。
足湯はココじゃなかったっけ・・??
あ!ない!
足湯がない!( ゚Д゚)
驚きました・・。
足湯が撤去されているなんて、全く想像外のことでしたので(-_-;)
行った時は最初、「場所を間違えたのか」と思いました。
でも間違いではないことに気付き、しばらくは足湯の跡地で立ちすくんでいました・・。
定山渓に「足つぼの湯」が完成したのは、2001年12月1日。
約18年という長い間、定山渓へ訪れる多くの観光客を楽しませて来ました・・。
私自身も何度か足湯を利用し、癒しの時間をいただいた思い出があります。
車で足湯の横を通り過ぎる時には、利用されている方々を見て心が和んだ記憶もあります。
「足つぼの湯」は、いつ閉鎖?
まず、足湯が無い事実に気持ちが適応するのに少し時間を要しましたが、その後
「いつ閉鎖したのか」が気になり始めました。
ネットで調べたところによると・・。
閉鎖が疑われる時期は、新型コロナウイルスが猛威を振るっていた頃で、情報が著しく少ないです。
少ないながらに得た情報は、「2020年3月に閉鎖。同年11月に再開予定。」という内容です。そして同年11月再開予定とありますが、どうやら再開していないようです・・。
ネットで調べるのには限界を感じましたので、「定山渓観光案内所」でお聞きすることに致しました。
返答はというと、
「足つぼの湯は、約2年前に廃止となりました」ということでした。
2年前というと「2020年の廃止」ということになりますので、事前に得ていた情報に間違いは無さそうです。
なので、
「2020年3月にコロナ禍で閉鎖になって以降、そのまま廃止」という事の様です。
定山渓観光案内所の方は、「山崩れによる危険性があった為、閉鎖に至った」と、足つぼの湯の廃止理由についてもお話いただきました。
ということで、定山渓の足湯として長年親しまれてきた
「足つぼの湯」は、現在存在しません。
近くに足湯をお探しの方は、
「定山源泉公園」にある足湯をご利用ください。
定山渓温泉地区は現在、国道整備をはじめとし、施設の新設や店舗開業など、様々な開発が急速に進んでおります。
定山渓の活気改善に期待が大きい反面、古い施設や設備の廃止・廃業なども同時に進行しており、”大きく変わりゆく景観に 戸惑いも感じる” というのが正直な気持ちです・・。
「足つぼの湯」が廃止になったのはとても残念ですが、定山渓には他にも多くの手湯・足湯がございます。
定山渓温泉へお越しの際は、是非ご利用ください。
当サイトページ↓
定山渓の手湯・足湯